おねしょたはかせCG集 その3

当時からのファンなら是非買いたい作品。意外に馴染む者や性格の合わないコンビなどがあり、見ていて面白いです。短い漫画の難しいところは「少ないコマでいかに綺麗に面白く起承転結を詰め込むか」にあると思いますが、この作品では起承転結がしっかりしていたので楽しめました。

原作は美男美女のキャラが出て来るお話なのですが、こちらではコミカルでギャグタッチにデフォルメされていてとても可愛いです。あまり見かけないから自分で描くという、同人作家の鑑のような動機から描かれた漫画は、熱意が伴っていることもあって内容がとても面白かったです。どでかいパンツ出てくる、ブラジャー出てくる、これ、ファンタジー？ファンタジーだよね。ファンタジーの筈……

あの路線、この路線の思惑がいろいろと交錯して、夏休みに向かっていきます。未だにDVD化されていない名匠の傑作と同じタイトルではあるが、内容のほうはべつに元ネタと関係ない。絵のクオリティが高く、女の子がとてもかわいかったです。可愛くないはずがありません。どちらも勢いがあり、とても笑えました。（どっか編集部かゲーム会社行けば、すぐに売れちゃいそうとか思うのに……）

買っちゃったのは、好きだからというのはありますが、APPLE WOLFが大好きなんですよね。しかも健全。ほのかにエッチな雰囲気があってスク水や浴衣もあるのでそういう服装フェチな方で楽しめると思います。これはいい買い物をしました。まず登場シーンから飛ばしていて、いきなり屋上の柵を乗り越えようとしたり、パンツ丸見えで主人公の上に落っこちたりしています。

そこから場面がに移り変わったため、お腹を抱えて爆笑してしまいました。登場人物の過去や経歴が複雑だったり、キャラの繋がりが謎だったりして、結構感情移入しちゃってます。今回はギャグは少なめでシリアスな感じの話ですが、とても魅力的なストーリーと演出で引き込まれる作品でした。