10th anniversary

失礼ながら、お話はそれ程期待してなかったのですが、最近はお話も結構おもしろくなってきましたっ。値段自体はお手頃ですし、たまにはこういうのもアリでしょう。人の好みによるとは思うけど、満足してます。ですのでそういったことに免疫がない方はやめておいた方がいいでしょう。

とくに、4コマの横にキャラクターの全身絵が載っていて、必見です。でもこれは手を出したら社会的にとゆ〜か人間的にヤバイですねえ（←いやそ〜ゆ〜本ぢゃないだろが大体）彼がしあわせな姿は共通の思いのはずです。でも告白があったり、それでも今までの関係でいたり、好きなのに命の取り合いをするという不思議な心理描写は期待通りでした。

今回はギャグは少なめでシリアスな感じの話ですが、とても魅力的なストーリーと演出で引き込まれる作品でした。なんかきっかけあれば売れちゃいそうなので、最近はコミケで買ってチェックしてますっ！スタイルは原作の雰囲気をよく捕らえており、顔は特に目などがより優しくカワイイ感じになっていました。そこから場面がに移り変わったため、お腹を抱えて爆笑してしまいました。

ネームの間が絶妙なまったり系の風味もあって、これも繰り返し読める再読性を高めてます。いきなり強くなろうとしても、詰め込み系の修行はかえって上手くいかないということが分かる内容となっています。古き良き？といいますか、電子版になっても感じる内容になっています。絵柄も加わって最初から最後までほのぼのとしており、誰でも楽しく読めると思います。

内容が豊富で、かつどれもが威力高めです。その辺のお話をコメディタッチの漫画で解説してくれる、です。お互いがようやくスタートラインを迎えたといえるエンディングでした。そういうのが大丈夫な方はどうぞ是非。