47 Siebenundvierzig

その昔、おもちゃ屋さんにアニメロボットのプラモデルを買いに行っていた頃、いつも商品陳列棚で異色のオーラを放っていたロボットのパッケージ。肉感的な女性の描き方には定評のある作者がエロかっこいいお姉さまの死闘を描く。しかも健全。彼がしあわせな姿は共通の思いのはずです。

ところどころで微妙に電波なナンセンスギャグが混じりつつ、良くも悪くも普通のオチで終わっており、ニンマリとさせてもらいました。メイド服もよくあるミニスカートタイプではなく、ロングスカートタイプでひらひら多めのリボン大きめというところにもこだわりを感じますね。絵柄に作者の人柄が出る人間の言葉で会話してくれるのシリーズですね。全体にほんわかした空気が漂っていて、のんびりと読んでいくうちに癒されます。

夏の風物詩であるスクール水着姿、不意打ちの体操服などエロスが学校生活に溢れています。なんといっても、最大の魅力は絵柄。ギャグ展開ばかりなので、元の作品を知らなくても十分楽しめるものになっていると思います。基本ギャグ多めの中に軽いエロ要素がある程度。その自然で豊かでキュートな表情が、ストーリーにメリハリを利かせ、読むものをぐいぐいと引き込んでくれる。

これぐらいしか見当たりません。手放しにオススメできる良作です。なんかきっかけあれば売れちゃいそうなので、最近はコミケで買ってチェックしてますっ！エッチなシーンはありませんが、二人の関係の微妙さに萌え！どうやら彼女は普通の女子高生で、現代の日本からこの世界にやってきたようです。

全編ギャグなのかなと思いましたが、ところどころシリアスな場面があったのですが、あまり暗いものでもないので読みやすいかったです。直接的なエロは無いですが、技をかけられている時の苦悶の表情などは、十分にエロくて満足するものでした。